K4-GP ガムボール・ラリー ライトフォーミュラF004 初参戦&シェークダウン

K4-GPクラス15位完走!

  2012年 10月 20日(土)〜21日(日)富士スピードウェイ・レーシングコース

天候:晴れ(気温:9度〜14度)
路面:ドライ
使用車両 : ライトフォーミュラF004フルカウル仕様(セパン耐久仕様)
参加メンバー :麓 悠太郎、吉田 麻人、星 健太、松川 亮、本間 健大、坂井 康弘(ドライブ順)


本年3月にライトフォーミュラセパン24時間仕様が完成しました。
今回、富士で「K4-GP ガムボール・ラリー」開催の連絡があり、急遽出場することになりました。
シェイクダウンをするべく、参加ドライバーと走行スケジュール(燃費・ブレーキ&サスペンション等の慣らし)
の打ち合わせをしましたが、各ドライバーとうまく合わせることが出来ずそのままレースを迎えることになりました。

レース当日、PM3:00より受付開始そのあと、車検、音量測定等順調に進み無事終了。
その後、ドライバーズミーティングなどをしながら時間を過ごし、
PM9:40コースインの指示により、各車がスターティンググリッドに移動。
今回のスターティンググリッドは主催者側でカテゴリー順に決められたのもでした。
スターティンググリッドは38番で後方からのスタートとなりました。
しかし、前のグリッドには、「TOYOTA7」が居ます。凄く早そうに見えます。

 
PM10:00予定通り、1Stドライバーの麓選手ドライブにより、レーススタート。ドライバーズ
ミーティングにより、最初の5周 はSCの先導により、1列・15m間隔での走行となりました。
5周の間に事務局では、第3セクターにて騒音のデータ取りを行うとの事で、普通にアクセルを
開けての走行を指示されました。しかし、ストレートでのスピードは70Km/h位でしょうか?
SC先導での5周のトータルタイムが27分掛かり、思わぬタイムロス。また、思わぬ燃費使用量
となりました。麓選手への指示は、4500回転MAXでした。結局18周走行し16.5Km/lの燃費。

PM11:00予定通り、2Sdドライバーの吉田選手とドライバー交代。吉田選手への指示は、燃費の

関係から3,500〜4,000回転でのドライブとなりました。吉田選手は、ストレスを感じながらも 
指示通りのドライブを行い、14周の周回を重ねて頂きました。おかげで燃費は回復し、18.3Km/l
とゴールまで持つ見込みが立ちました。吉田選手の感想は、「3,500回転は、アクセルに乗せて
いるだけ! 2コーナーから下りは4,000回転勝手に上がってしまう。 全てのコーナーが
ノーブレーキで抜けられる! 第3セクターでは普通車より早い! でもストレートは抜かれてしまう。」

 

日付が変わりAM00:02吉田選手が予定通り、ドライバー交代のためPIT・IN。3Rdドライバーは星選手。
星選手への指示は、4,000回転Maxでの走行指示。燃費的に良くなってきているが、手探り状態に変わり
なく、データ取りと分析に追われる榎本監督とドライバー各位でした。この様な状況の中、星選手は、
12秒〜30秒で周回を重ね、17周の責任ドライブを無事終了する事が出来ました。

AM01:00星選手がドライバー交代のためにPIT・IN。4thドライバーの松川選手と交代。松川選手への

指示は、やはり4,000回転Maxでの走行でした。しかし、予定通りには行かないもので、
AM01:30頃にガス欠と思われる原因で、フェアピンコーナーのコース上に車がSTOPしたまとなりました。
SC先導での走行となり、中々、車の撤去が完了しない状態となりました。
AM01:40松川選手は機転を利かして、急遽PIT・IN。 本間選手と交代する事なりました。松川選手は
11周の周回をこなし、平均燃費は19.5Km/lまで回復しての交代でした。

 

AM01:42 本間選手がコックピットに納まるものの、はるか前方のPIT・OUT信号が「赤」のままコースイン
出来ない状態となる。本間選手はコックピットの中で「ガマン」状態が10分ほど続き、再スタートとなりました。
本間選手への指示は、4,500回転Maxの指示に変わり、追い上げモードなりました。

 

AM02:50本間選手が17周を周回し、平均燃費20.6Km/lまで延ばしてのドライバー交代となりました。
6thドライバーの坂井選手と交代。坂井選手への指示は、4,500〜5,000回転Maxでの走行。
坂井選手は、最初4,000回転で走行し、徐々にペースUP。この頃、榎本監督は睡魔に負けて、リタイヤ!
4,500回転で1コーナー、ダンロップ以外は、抜けられる事を確認。ストレートは5,000回転まで上げて
走行。更にペースUPと思った瞬間!!

AM03:40 最終コーナーを立ちあがり、ストレートに入った瞬間、イエローの回点灯が点灯!1コーナーも
点灯を確認。 コントロールタワー通過時にチェッカーの様な旗を確認。(暗くて見えない!)

坂井選手は、そのまま、ゴールとなり、給油スタンドへ誘導され、隔離状態となりました。
待つ事、40分ほどで、車両保管所に車を止めて、チームメンバーと会話する事ができ、一安心となりました。
結局、12literの燃料を残してのゴールとなりました。最終的にK4GPクラスで15位完走となり来年以降の
参戦に夢を持てる結果で終了する事が出来ました。


[塾頭コメント]
燃費計算も予定通りで、ラスト1時間を担当するドライバーには7,000回転(1周 2分20秒台)までの指示をし、
待機していましたが、3時40分突然のチェッカーになってしまい、レース終了。
レース規約を確認したところ、トップの車両が「7時間もしくは500km」でレース終了とのこと。
私が規約の理解不足で「30L×7時間」でどれだけ走れるかと解釈していました。


今回、K4−GP初参戦を無事に終えて、燃費も確認でき、
車両もノントラブルで走り、来年のセパン24時間へ向けて幸先の良いスタートとなりました。


謝 意

今回の参加に、ご配慮を頂きました大会事務局様、「のりもの塾」をご支援頂いております、
スポンサー各位の方々に厚く御礼申し上げます。今後とも、ご支援の程、お願い致します。




















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