現在、レストア作業中の様子を紹介します。(2008年7月現在)


車両 : 日産 パオ
年式 : 1989年製


知人から3万円で日産パオがあるんだけど欲しいですかと連絡があり二つ返事で購入を決め、早速、横浜に引き取りに行きました。
車を見てビックリ。雑草の中に4年ぐらい放置してあり、カビも生え、土に還りそうでした・・・
でも欲しかったので、購入を決めました。支払いの段になり、いつの間にか4万円になっていましたが?
支払って車を江戸川に持ってきて、正月1月2日から、作業開始いたしました。
先ずフロントガラス取り外して腐り処理、室内は、内張り・ガラス・前後シート・等全部取り外し清掃・消毒、ゴキブリの巣になっていました。
ドアー・フロントフェンダー左右・バンパー・とりあえず取り外せるものは取り外し、腐りチェック後さび止め剤で錆び止め処理をし腐っているところは板金をして腐り処理、エンジンは、プラグ・コイル・燃料ポンプ等を交換しました。
現在塗装作業に入っており、何とか今年中に完成したいです・・・

現在、レストア作業中の様子を紹介します。(2008年12月現在)


車両 : 日産 パオ
年式 : 1989年製


日産パオのレストア作業の続きです。
内張りが長年の紫外線等で変色しているので、
内張りのレザーを張り替えるかペイントするか考慮中です。
その他、細かいものがダメなので製作予定です。
例えば、純正ハンドルのホーンボタンは、固定するツメが長年の使用から老化しており、
折れてしまっているためホーンボタンが取り付けられません。
その対策として、ホーンボタンの外側にホーンボタンを固定するリングを
製作し取り付ける予定です。
何んとか年内に完成させたいのですが無理みたいです・・・
2009年の春ぐらいにはなんとか完成させたいです。

※レストア塾の考え方としては、基本的にオリジナルを大切にして作業していきます。

現在、レストア作業中の様子を紹介します。(2009年9月現在)


車両 : 日産 パオ
年式 : 1989年製


レストア作業、ドア回りのゴム類等新品に交換、無い物に関しては他車種から流用加工して取り付け、
内張り類は、長年の紫外線などにより変色しています。
内張りを張り替えるかペイントにするか悩んでいましたが
ペイントにすることに決め、
早速、ビニールレザー用のペイントを手に入れて左右ドア内張り、
後部座席左右の
内張りをペイントし取り付け。
ホーンボタンは新品の部品が手に入り取り付け、
その他、細かいパーツ等を取り付け
無いものは製作し取り付け、完成。
これで日産パオのレストアは無事終了しました。
レストア作業開始2008年1月2日〜作業終了2009年9月1日(作業期間約1年9か月)
あとは、車検・ナンバー取得だけです。(時間が出来たら取りに行ってきます)
 

現在、レストア作業中の様子を紹介します。(2010年4月現在)


車両 : 日産 パオ
年式 : 1989年製




2010年1月、やっとレストアも終わり、いよいよ車検場に車両を持ち込み車検とナンバー取得です。
車検に備え、エンジン調整とエンジンオイル交換をしようとしてエンジンの暖機運転をしていたら
異変が発生しました。
急に、エンジンのオイルパン付近からオイル漏れがしてきました。
調べてみると、どうもクランクのフロント側とリアー側のオイルシールから
オイル漏れが発生している
様でした。
そして、オイルの量をレベルゲージで計ってみると、何とオイルの量が増えていました。
??なんでだろう??キッネにつままれた様で・・・理解できませんでした。
エンジンオイルを抜いてみたら??どうもガソリンが混じっているようでした。
早速、原因追及・・・原因としては、
1番目にキャブレターからのガソリンのオーバーフロー?2番目にガソリンポンプの故障?
パオに使用しているガソリンポンプは、機械式でエンジン回転の動力を利用して作動させるポンプで、
ダイアフラム式と言い、構造的には中に薄いゴムの幕があり、
エンジンから取り出した動力(カム)を
利用して脈動させ、
燃料タンクよりキャブレターまでガソリンを送ります(人間の心臓と構造が同じ)
現在のポンプは、電気式のガソリンポンプが主流です。
先ず、キャブレターを取り外し、分解をしてチェックしてみましたが問題なし・・・
次に、ガソリンポンプを取り外し、分解してみたら・・・ダイアフラムのゴムが老化して穴が開いて、
そこからガソリンがエンジン内部に入ってしまったんです。
これで、納得、納得・・・
悪いことに、パオはエンジンヘッド側から動力を取り出しているので、
ガソリンポンプが壊れると(原因は、ほとんどゴムの老化)
シリンダーヘッド側からガソリンがエンジン内部に流れてしまい
オイルパンに溜まってしまいます。
対策としては、電気式ガソリンポンプと交換等を考えましたが、
オリジナルを大切にしたいと思いますので
新品を購入して取り付けます。
あと、エンジンのオイル漏れの修理です。
エンジン・フロント・リアー側のオイルシールですが、ガソリンが入ってしまっているので、
オイルシール
のゴムの部分がダメになっているので交換することにし、
エンジンを取り外し分解修理を
することになりました。
主な作業内容は、フロント・リアーオイルシール交換、ついでにタイミングベルト、
ウォーターポンプ交換、等です。
 
早速作業開始し、2010年4月に作業終了、完成いたしました。
 



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